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  • 執筆者の写真petmore編集部

リングドックとは?―リングドックの挙式中の裏側ー

結婚式ではリングボーイ・ガールが一般的ですが、わんちゃん好きにはたまらないリングドックという演出が存在します。

リングドックを行うことで、結婚式という最高の思い出の舞台を愛犬とともに過ごせるのです。

しかし「リングドックって?」「挙式中のわんちゃんは、どんなことをしているの?」と疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。


そこで、今回は「リングドックとは」「リングドックがある挙式中の裏側」について、ご紹介していきます。


リングドックとは

リングドックとは、結婚式の主役になる新郎新婦に誓いの指輪を届けるわんちゃんのことを指します。

リングドックになったわんちゃんの指輪の届け方はさまざまあり、首輪にリボンを付けてリングを通して届ける方法やリュックなどを背負わせて届ける方法などが存在します。


リングボーイ・ガールの代わりに愛犬を演出に取り入れることで、新郎新婦が笑顔になること間違いなしのイベントです。

また、参列者の方もその可愛らしい衣装とヨチヨチ歩く姿に微笑んでくれるほか、ハプニングなどが起きても笑顔が絶えない結婚式となります。


リングドックが向いているワンちゃんとは?

これから結婚式にリングドックを演出として取り入れたいと思っていても「自分の愛犬は、きちんとできるのかな」と不安な方もいると思います。

そこで、ここからは「リングドックが向いているわんちゃん」について、ご紹介していきます。


飼い主が大好き、飼い主以外の人も大好き

リングドックを予定しているわんちゃんは「人が好き」「なつきやすい」という性格でないと、本番で緊張をしてしまい成功できない可能性があります。

また、飼い主さん以外にもシッポを振るなど、社交的なわんちゃんの方がリングドックの成功率が高くなっています。




新しい場所も平気、人がたくさんいる場所も平気、大きな音(鐘の音、オルガンなど)も比較的大丈夫

結婚式場はオルガンが鳴り響くほか、マイクの音量なども普段より大きくなっています。

そのため、大きな音が苦手なわんちゃんにとってはストレスとなってしまうこともあるでしょう。

また、新しい環境で体調が悪くなってしまうことが多かったり、人がたくさんいることで興奮してしまうわんちゃんの場合は、リングドックをなるべく避けたほうがいいかもしれません。


飼い主が数時間そばにいなくても我慢できる

結婚式に愛犬を連れてきても、ずっと一緒にいられるわけではありません。

多くの結婚式場では、食事のシーンになると控え室でお世話することが多く、リングドック以外の場面も、ペットシッターが面倒を見ています。

そのため、飼い主がいなく鳴いてしまうわんちゃんにはリングドックが難しいと言えるでしょう。


リングドックがある結婚式の裏側

ここからは、リングドックの演出を取り入れた際の裏側をご紹介していきます。


衣装を脱ぎたくなってしまう

リングドックを任されたわんちゃんは、結婚式のコンセプトに合わせた衣装を着ます。

そのため、あまり洋服を着ることに慣れていないわんちゃんだと、直前で衣装を脱いでしまったり、衣装を脱ぎたくて脱走してしまうこともあるのです。

そのようなときは、オヤツで誘導したり、衣装にわんちゃん自身の匂いをつけるなど、わんちゃんと追いかけっこをしていることもあるのです。


控室ではおやつを食べたり、うとうとしたりしている。


自分の役目を終えたわんちゃんは、緊張から解放されてご褒美のオヤツを頬張っていたり、ペットシッターの膝の上でウトウトしているときがあります。

また、演出が長時間続くときには、近くで散歩をしたりして楽しんでいるのです。


つい寂しくなって吠えてしまう子も

飼い主と長時間離れることになる結婚式では、飼い主に会いたくなってクゥンと鳴いてしまうワンちゃんや不安になってしまって震え出してしまうわんちゃんもいます。

そのようなときには、優しく声をかけながら寄り添ってあげることで、緊張や不安を取り除いてあげています。


ペットシッターとリラックスモード

結婚式は予定していたよりも長引いてしまうこともあるため、式の都合上によってわんちゃんと一緒にいられない場合も多いのです。


そのため、リングドックが行える結婚式の多くは、ウエディングペットシッターと呼ばれる式当日の演出までサポートしてくれるサービスがあります。

お世話に慣れているウエディングペットシッターを利用することで、わんちゃん自身をリラックスモードに切り替えてあげることができます。


リングドックで最高の1日を

リングドックに参加するわんちゃんは、普段どんなに人懐っこいいい子だったとしても、本番になると緊張してうまくできないこともあります。

そのため、普段とは違い新郎新婦の元まで走ってくれないこともよくあるのです。

しかし、リングドックが成功しなかったとしても特別な1日に大好きなわんちゃんと一緒に過ごせることは、変え難い思い出となることでしょう。


まとめ

今回は「リングドックとは」「リングドックがある挙式中の裏側」について、ご紹介しました。

リングドックは、わんちゃん好きにはたまらない演出であり、素敵な思い出に残る1日になることでしょう。

「結婚式でリングドックを行うか迷っている」という方は、この記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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