リングキャットとは?―向いている性格と代替案―
- petmore編集部
- 2023年7月17日
- 読了時間: 4分
更新日:5月8日
猫ちゃん好きが結婚式の理想としているリングキャット。
背中に結婚指輪を乗せながら走ってきてくれて、愛猫とともに特別な1日を過ごせると思うとチャレンジしたい方も多いと思います。
しかし「愛猫にもきちんと行えるのかな」「リングキャット以外の方法も知りたい」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は「リングキャットとは」「リングキャット以外の思い出作り」について、ご紹介していきます。
リングキャットとは

リングキャットとは、背中に結婚指輪を乗せて新郎新婦まで運んでいくのを愛猫にお願いする演出です。
一般的にリングボーイ・ガールがやることを愛猫にお願いすることで、特別な1日を一緒に過ごすことができます。
猫ちゃんをイメージすると「まっすぐ歩いてきてくれるのかな」と心配になりますが、リードを付ける・参列者に抱っこしてもらうなど、さまざまな方法で結婚指輪を運んでもらうことができます。
リングキャットに向いている猫の性格は?
猫は縄張り意識が高いため、いきなり結婚式場に連れて行かれて驚いてしまうこともあります。
そこで、ここからは「リングキャットに向いている猫の性格」について、ご紹介していきます。
知らない場所でも興奮しない
家の中でのみで猫ちゃんを飼っている家庭が多いことから「あまり外の世界を知らない」という猫ちゃんがたくさんいます。
そのため、いきなり知らない場所に連れてこられたことにより興奮してしまうことがあるのです。
猫ちゃんが興奮してしまうと、ニャーニャーと鳴き続けてしまうほか、飼い主さんのそばをグルグル回りながら離れないこともあります。
このようなことを避けるためにも、知らない場所でも興奮しない猫ちゃんがリングキャットに向いていると言えるでしょう。
人嫌いではない
リングキャットは、たくさんの参列者の中で新郎新婦のもとに結婚指輪を届けなくてはいけません。
そのため、人嫌いの猫ちゃんだとリングキャットが上手くいかない可能性が高くなってしまいます。
また、参列者の方が気を利かして愛猫を抱っこした際に「噛みつく」「激しく暴れる」なども起こるため、ケガをさせてしまうこともあるのです。
もし、ぶっつけ本番で愛猫が激しくシッポを振っていたり、逃げ回っていたら人に対して興奮・警戒している状況のため、対処を考えておくことがオススメです。
リングキャットにこだわらない方法も
リングキャットが理想でも「愛猫にストレスかけたくないし…」という方も多いと思います。
そこで、ここからはリングキャット以外でも結婚式で愛猫と素敵な思い出を作れる方法をご紹介していきます。
フォトプロップスを利用
愛猫の写真に竹ひごやヒモを使いながらお面のようにして撮影することができるフォトプロップス。
愛猫をスタジオへ連れて行くことができなくても、愛猫と一緒に写真を撮影することができます。
結婚式の前に愛猫の写真を準備するだけで済むため、お互いにストレスや心配なく愛猫との思い出を作ることが可能です。
スタジオで前撮りをする
猫ちゃんが大丈夫なスタジオを探すことができれば、結婚式の前撮りを愛猫とともに行うことができます。
飼い主と離れる時間を最小限に抑えることができるため、愛猫のストレスも軽減できるメリットがあります。
また、猫ちゃんを連れて行っていいフォトスポットを見つけることができれば、飼い主さんの思い出の地で撮影することも可能です。
ただ、カメラマンさんを用意するときには「猫ちゃんがいること」を事前に伝えていないと、キャンセルされてしまうこともあります。
ウェディングケーキに愛猫を

披露宴の目玉でもあるウェディングケーキですが、その最上部に愛猫をモチーフにした飾りを付けることも可能です。
マジパンや砂糖で作った愛猫をウェディングケーキの上にちょこんと乗せることで、まるで愛猫に見守られているような気分でケーキ入刀を行えるのです。
もし、そのようなオプションを頼みたい場合には、事前に愛猫の写真を用意しておきましょう。
愛猫と一緒に似顔絵に描いてもらう
結婚式にはウェルカムスペースが用意されています。
その中に新郎新婦だけではなく、愛猫も一緒に書かれている似顔絵を置いておくことで、新郎新婦だけではなく参列者の方も猫ちゃんの可愛らしさに触れることが可能です。
また、参列者の方にスタンプを押してもらうことで完成するウェディングツリーもあり、そこに愛猫の似顔絵を取り入れる方もいます。
愛猫が木の上に座っている完成品は、頬が緩んでしまうほどの可愛さです。
まとめ
今回は「リングキャットとは」「リングキャット以外の思い出作り」について、ご紹介しました。
リングキャットの成功率は少し低く、必ず猫ちゃんが走ってきてくれるとは限りません。
そのため、しっかりと愛猫に合った方法で結婚式の思い出を作ることが大切です。
「リングキャットを考えている」という方は、この記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。